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山形県産 米の娘ぶた

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米の娘ぶたが食べられるお店

米の娘ぶた おいしさのひみつ

洋風郷土料理 RESTAURANT 巳之助

山形県・酒田市

山、海、平野、異なる地形、多様な自然を有する庄内地域には魅力的な食材がいっぱい。あらためて地元の豊かな食を実感したいと、酒田市の「洋風郷土料理 レストラン 巳之助」を訪ねました。

流れる水の音、泳ぐ鯉、甲羅干しをするカメ、店内にいながらにして池泉庭園を眺めるような「洋風郷土料理 レストラン 巳之助」は、いつもとは違う雰囲気の中で食事を楽しむ場として、長く親しまれてきました。

長年、和食店として営業していた巳之助は、令和元年9月に洋食をメインとしたメニューに大幅リニューアル。シェフを務めるのは、同年に惜しまれつつ閉店した姉妹店の「フランス風郷土料理 レストラン黶vの武田亘さんです。和食から洋食に変わっても「郷土料理」というコンセプトは変わらず、メニューには地元の食材がふんだんに使われています。


店内の池を泳ぐ錦鯉

お昼のメニューは、週替わりの「巳之助ランチ」(平日限定)やリーズナブルなプチコース、夜は予算に合わせたコース料理やお子様コースなど、幅広い用途に利用できるメニューも従来のままです。「気軽なランチからお食事会、法事やお祝いごとなど。小さなお子様からお年寄りまで、親しい仲間やご家族で、目的に合わせたお食事の時間をお楽しみいただけます」と店長の吉川圭一郎さん。 


洋風郷土料理 RESTAURANT 巳之助 店内

定番食材として長年愛用する「米の娘ぶた」、その肉質の良さと味わいはソテーだけでごちそうに

ランチ、ディナーともに人気メニューに使われている「米の娘ぶた」は、武田シェフがレストラン黷フ時代から定番食材として愛用してきたそう。「肉質が良く、味わいがあって本当においしい。お肉が特別だから、ソテーして柚子胡椒などのアクセントを添えるだけでごちそうになります。玉ねぎと炒めたらごはんが進んで止まらなくなりそう(笑)」。

また、甘みのある脂は、野菜と炒めることでさらに野菜の甘みを引き出してくれるため、ソースにも生かせるとのこと。そうした「米の娘ぶた」の部位ごとの食感や風味を十分に味わってもらいたいと、調理の際は特に火加減に気を使っているそうです。「ポークソテーは表面を焼いた後、オーブンでじっくり加熱し、うま味を閉じ込めます。ボリュームがありますが皆さんぺろりと食べられますよ。私も『米の娘ぶた』はロースが一番好きですね」。



素材それぞれの味を調和させて楽しむ、庄内の「洋風郷土料理」文化を次世代に

「洋風郷土料理」を掲げる武田シェフの料理は、素材一つ一つの味を大切にしながら調和させ、食べて楽しいことが基本。野菜も塩ゆでや軽くローストしただけのシンプルな調理が多く、それぞれの食感が「米の娘ぶた」やソースとあわさって、郷土の恵みを体感させてくれました。

洋食文化が脈々と受け継がれてきた庄内地域。「庄内は肉も魚も野菜も、季節ごとに素晴らしい食材がいっぱい。生産者、料理人、食べる人、みんなが一緒になって味わい楽しみながら、次の世代に伝えていきたいですね」。

「米の娘ぶた」の美味しい一品!


お肉ランチ

お肉ランチ

「米の娘ぶた」ロース肉のポークソテー温野菜添え、野菜のコンソメスープ、オードブル(この日はサーモンマリネ、いぶりがっことクリームチーズ、洋風バンバンジー)、パンまたはライス、サラダ、デザートとコーヒー。リーズナブルで大満足なランチメニュー。

「米の娘ぶた」のパスタ

「米の娘ぶた」の ピカタ

脂が少なくやわらかい「米の娘ぶた」のヒレ肉をスパイシーに味付け。酸味のあるトマトソースとよく合います。

「米の娘ぶた」のうで肉の野菜炒め

「米の娘ぶた」のメンチカツ

「米の娘ぶた」の粗ひき肉を使用したメンチカツは、赤身のうま味と脂がとけあうジューシーな食感。ランチの人気メニュー。

Interview

シェフ 武田 亘 さん

酒田市出身。県外の企業に就職した後、22歳で帰郷。酒田調理師専門学校に入学し、太田政宏シェフのもとで学ぶ。在学中にル・ポットフーでアルバイトを経験。卒業後は市内の洋食店に勤務し、後に太田シェフのいるレストラン黷ヨ。2019年5月に閉店し、「洋風郷土料理 巳之助」のシェフに就任。歴史の長い酒田の洋食文化を伝える一人。

取材・文=阿部 薫

洋風郷土料理 RESTAURANT 巳之助

洋風郷土料理 RESTAURANT
巳之助

営業時間/
11:00〜14:00
17:00〜21:00(ラストオーダー20:30)

定休日/
水曜日

酒田市大町6-1
Tel.0234-22-2377

家庭でもできる!レシピ お店に聞いた「米の娘ぶた」
おすすめレシピ

「米の娘ぶた」のトマト煮

「米の娘ぶた」のトマト煮

「冬はやっぱり体が温まる煮込み料理!」と武田シェフがオススメの一皿を紹介してくれました。免疫力を高めるキノコをたっぷり入れて、隠し味のからしがポイント。トマトの酸味が食欲をそそります。

材料
  • 「米の娘ぶた」薄切り肉 400g
  • 玉ねぎ 大1/2個
  • しいたけ 5個
  • マッシュルーム 100g
  • ニンニク 1片
  • トマトジュース カップ2
  • 固形スープ 4個
  • からし 小さじ2
  • バター 大さじ2
  • 小麦粉 大さじ2
  • 白ワインまたは日本酒 大さじ2
作り方
  • 米の娘ぶたは食べやすいように、4〜5cm幅に切る。
  • しいたけとマッシュルームは5mmくらいの厚さに切り、玉ねぎとニンニクはみじん切りにする。
  • フライパンにバターを溶かしてニンニクを炒める。香りが出たら玉ねぎを入れてよく炒め、しいたけとマッシュルーム、豚肉の順に入れる。火が通ったら小麦粉をふり入れ、豚肉と野菜にからめるようにして炒める。
  • Bにトマトジュースを入れてから、固形スープを大さじ2杯の湯に溶かして加える。フライパンの底にくっつかないように、最初は強火で煮立ってきたら中火にして5分ほど煮る。
  • トマトソースが豚肉にからんだら白ワインまたは日本酒を加えて煮る。
  • 溶いたからしを加え、よく混ぜ合わせてできあがり。
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Cardle

このコンテンツは、山形県庄内の魅力を旅する地域文化情報誌「Cradle(クレードル)」2021年1月号に掲載された、「米の娘セレクション 美食漫遊レストラン」の記事を紹介しています。掲載している情報、および掲載誌に関しては、下記の発行元のウェブサイトよりお問い合わせください。

株式会社出羽庄内地域デザイン Cradle編集部

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