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山形県産 米の娘ぶた

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米の娘ぶたが食べられるお店

米の娘ぶた おいしさのひみつ

岩木そば

山形県・河北町


最上三十三観音18番札所、岩木観音へと向かう道すがら“そば”ののぼりがはためく「岩木そば」にたどり着きます。和風家屋で味わう手打ちそば、この6月、オープンから1年を迎えました。

河北町の街なかを過ぎて山あいへ。集落を進むと、民家の門柱に「岩木そば」の看板を見つけます。岩木集落で農家を営んできた岸家5代目の岸健一さんが、昨年脱サラし、自宅を店舗に手打ちそばのお店を開業しました。「わが家では祖父も父も昔からそばを打って、家族や親族、お客さんにふるまっていました。私も30歳後半からそばを打つようになって、だんだんとお客さんに食べてもらいたいと思い始めて。第二の人生としてお店を始めました」。


岩木そば 店内の様子

こだわりの本格手打ちのそばとラーメン、生家で実現した姉弟の店

そばは山形県産でわかおり100%。挽きぐるみ、丸抜きの粗挽きなど挽き方の違う3種のそば粉をブレンドしています。「そば粉の香りも立たせながら、歯ごたえとのど越しの良さを求めて今のそばができました。本格手打ちの田舎そばを楽しんでもらえたらと思います」。メニューは「もりそば」と季節のそば。夏は山形の「だし」をかけた「だしそば」がおすすめです。つけ汁は、かつおぶしが香る冷たい魚介だしと、コクとうま味のある温かい親鶏のつけ汁、2種類の風味でいただきます。

さらにこの春、ラーメンが新メニューに加わりました。「姉が昔から趣味で作っていて、よく家族でラーメンパーティーを開いていたんです」と健一さん。姉の明美さんは「健ちゃんがそば屋を開かなかったら、私がいずれラーメン屋を開こうと思っていた」と言い、時を経て、生まれ育った家を舞台に姉弟の夢が実現することになりました。



強いうま味とほろほろ食感、「米の娘ぶた」の持ち味を生かしたチャーシュー

一見シンプルなしょうゆラーメン、そこで目を引く“ごろごろ”のチャーシュー。この製法にこそ「米の娘ぶた」の持ち味が隠されています。「部位はうで肉で、本来は硬めの肉質ですが、私はゆで豚にして使っています」と明美さん。ゆでてもうま味はしっかりと残り、食感はほろほろ。「『米の娘ぶた』は身が締まっていて、脂は甘くまったく臭みがなくておいしいですね。肉質に個体差もなくて、いいエサを食べて育ったんだなと感じます」。

明美さんは居酒屋などを営んでいた経験から、アレンジメニューは得意中の得意。今回はチャーシューに使った「ゆで豚」で数品を作っていただきました。「豚のかたまり肉をゆで豚にするだけで、何十ものレパートリーができます。やわらかさが出るので、お年寄りも食べやすいですよね。カレーやシチュー、酢豚、とんかつ、ゆで豚のレシピは無限です(笑)」。

料理上手のご両親のもとで育ったお二人。岩木そばののれんをくぐって玄関を上がると、岸家の食卓に招かれたような、そんなうれしい気分になります。


「米の娘ぶた」の美味しい一品!


ラーメン

しょうゆベースの澄んだスープにちぢれ麺、極めつけはサイコロチャーシューの存在感。「米の娘ぶた」のうで肉の食感は驚くほどやわらか。

Interview

店主  岸 健一 さん

河北町岩木の代々続く農家に生まれる。1981年から30余年ほどJTに勤務し、東京や岩手、青森など転勤生活を送る。2006年に53歳で早期退職し、高齢のご両親のそばで暮らしたいと帰郷。子育てがひと段落した59歳の時に、念願だったそば店を開業する。現在はご自身の手打ちそばと、姉の明美さんが作るラーメンを看板メニューとしてお店で提供している。

岩木そば

岩木そば

山形県西村山郡河北町岩木159-1
Tel.0237-84-6800

営業時間/
11:00〜14:00

月、火曜日(祝日の場合も休業)

家庭でもできる!レシピ お店に聞いた「米の娘ぶた」
おすすめレシピ

「米の娘ぶた」のゆで豚アレンジメニュー

たまり肉を多めに用意して“ゆで豚”を作り置き。多種多彩のアレンジがきいて、豚肉料理のレパートリーがぐんと増えること間違いなし!です。

材料・作り方
  • 「米の娘ぶた」かたまり肉を用意する。部位はお好みで。
  • 鍋に水と豚肉、適量のしょうがを入れてゆでる。煮立ったら弱火にして、1kgのかたまり肉なら30分を目安に火を通す。脂が気になる場合は取り除く。
  • ゆで汁または少し塩を加えたゆで汁と一緒に冷蔵庫に入れておけば1週間程度は保存可。

【油みそ】
ゆで豚を粗みじん切りにして、油をひかずに弱火でカリカリになるまで炒める。余分な油は捨ててもOK。冷ましてから、みそ1:酒1:砂糖1の割合で味付け。酢を少量加えても。

【昆布巻き】
昆布巻きのにしんをゆで豚で代用。味付けは、麺つゆに砂糖を適量加えるだけ。

【サラダ】
食べやすい大きさに切ったゆで豚を、いろいろな野菜と合わせて。味付けは油みそをのせてごま油を少量。ごまだれやカレーソースをかけるなどお好みで。

【天ぷら】
ゆで豚と合わせた大葉が夏の風味。ゆで豚は、小麦粉とパン粉をつければトンカツに、しょうゆ味を付けて片栗粉をまぶせば酢豚にも。

\もうひと味!/ 塩漬けアレンジ
  • 「米の娘ぶた」の塩漬けを作る。生のかたまり肉に5〜10%の塩をふり、空気にふれないよう食品保存用袋などに入れて密封し、冷蔵庫で保存。塩は並塩やあら塩など漬物に向くものを使う。
  • @を使う時に、塩をさっと洗ってゆでる。
  • ゆで汁はほどよい塩気がついておいしいので、雑炊やスープ、豚汁のベースなどにも。
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Cardle

このコンテンツは、山形県庄内の魅力を旅する地域文化情報誌「Cradle(クレードル)」2023年7月号に掲載された、「米の娘セレクション 美食漫遊レストラン」の記事を紹介しています。掲載している情報、および掲載誌に関しては、下記の発行元のウェブサイトよりお問い合わせください。

株式会社出羽庄内地域デザイン Cradle編集部

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