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山形県産 米の娘ぶた

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米の娘ぶたが食べられるお店

米の娘ぶた おいしさのひみつ

レストラン  パ・マル

山形県・山形市

レストラン パ・マル 店内のカウンター

県外、海外からこの店を目指して訪れるレストラン「パ・マル」。シェフの村山優輔さんが作る「山形のフランス料理」は山形の食が持つ確かな価値を発信しながら県内のお客さんや料理人にも新たな潮流を生み出しています。

フランスの世界的美食ガイド雑誌『ゴ・エ・ミヨ2023』掲載、ジャパンタイムズが選ぶ「DestinationRestaurants2023」、農水省の「料理マスターズ」ブロンズ賞と、昨年、名だたる栄誉を立て続けに受賞した村山優輔シェフ。オーナーシェフを務めるレストラン「パ・マル」は、全国、世界へと山形のフレンチを発信しています。


店内のカウンター


「ビストロからレストランに移転リニューアルした後、まもなくしてコロナ禍になりました。そこで、世の中の流れとは逆の方向に舵を切ったんです。料金を倍にして客数も絞ることで、お客さん1組1組、心を尽くして楽しませようと。飲食業界が落ち込んで、地元の生産者さんがせっかくいいものを作っても破棄しないといけない状況でもありましたから、山形の食の環境をあらためて考える機会になりました」。

店内のテーブルとワインボトルが並ぶ棚

地元食材を正当な価格で使用し、山形の食の価値向上を

村山シェフは以前から、山形の食材の価値について一つのもどかしさを抱えていたと言います。「見た目でB品に分類されてしまう野菜も、質はA品と同じ。食材に正当な価値をつけて生産者さんに還元したい」。飲食店の一般単価を考えると、高質な県産食材は仕入れ値が見合わずに地元では扱いづらく、首都圏などに出荷されます。村山シェフは「僕らが使わないと、地元の人が本当にいいものを知る機会がない」と積極的に正当な価格で食材を使い、多くの人に知ってもらった上で「山形の食の価値を高めたい」と熱く語ります。

人気のフレンチ料理写真

革新的なフレンチのソースによく合う「米の娘ぶた」の甘い脂

村山シェフが作る料理は、山形の食材をクラシックなフランス料理のソースの技法で食べさせる、革新的なもの。手の込んだソースに合う食材として「米の娘ぶた」の魅力は「脂」にあると言います。今回、家庭用のレシピとして教えていただいたのは、ビストロ時代からの人気メニュー。「米の娘ぶた」の上品で甘い脂を生かしてこの料理が生まれました。

若い料理人たちが高め合って耕す、山形の食の新たな文化と価値

「フランス料理は時代とともに進化します。山形の価値を高めることをまだまだ目指しながら、僕も日々アップデートしていたい」とシェフ。最近は志を同じくする若い料理人が増えてきたことがうれしいと話します。「楽しみながらみんなで高め合っていきたい。その文化を耕しているところです」。

現代フランス料理の祖ともいえるフェルナン・ポワンは「若者よ、故郷に帰れ」という言葉を残しました。その故郷の市場に行き、その故郷の人々のために料理を作れと。フランス料理はロマンと語る村山シェフの山形志向の料理は、多くの人に食の新たな価値観との出会いをもたらしています。

「米の娘ぶた」の美味しい一品!


豚ロースのロティ 米の娘ぶた

ふきのとうソースじゃがいものミルフィーユと
雪下にんじんのピューレ

「豚ロースの料理は火入れでおいしさが決まる」と村山シェフ。火を入れすぎず、きめの細かいしっとりとした肉質を感じさせながらうま味を引き出す。マデラ酒の甘さにふきのとうのほろ苦さでキレを作ったソースがよく合う一皿。

Interview

オーナーシェフの写真

オーナーシェフ 村山 優輔

寒河江市出身。25歳で天童市に「ビストロ パ・マル」をオープンし、50種類ものメニューを気軽に楽しめる食堂として人気となる。2017年、本格的なフレンチレストランがなかった山形市に「レストラン パ・マル」をオープン。弟の村山竜章さんをソムリエに、クラシックなフランス料理を軸とした確かな技術と斬新なアイデアを一皿に盛り込み、国内外から注目を集める。2023年は「食べログフレンチEAST百名店2023」「ヒトサラ ベストシェフ&レストラン2023-2024」も受賞。

Dining花

レストラン パ・マル

山形市七日町2-3-16
Tel.023-687-1099

営業時間/
昼12:00〜15:00(13:00 LO)
夜18:00〜23:00(20:00 LO)

定休日/水曜日、第2火曜日

家庭でもできる!レシピ お店に聞いた「米の娘ぶた」
おすすめレシピ

「米の娘ぶた」バラ肉のワインビネガー煮込み

甘さが際立つ「米の娘ぶた」の脂を生かした逸品!豚肉が持つうま味と脂をさらにおいしくするのは、ワインビネガーやトマトなどの酸味。食欲をそそる本格煮込み、ごはんやパスタなどと合わせてどうぞ。

材料
  • 「米の娘ぶた」豚バラ肉(かたまり肉)
  • トマトペースト(ホールトマトでも可)
  • にんにく
  • ワインビネガー
作り方
  • 豚バラ肉のかたまりを1センチの厚さに切って塩をふり、フライパンに油を引かずに脂面から中火で焼く。表面がカリッと焼けるまでじっくりと火にかけ、肉の中の余分な脂と水分を出す。
  • 鍋でにんにくを香りが出るまで焼き、ワインビネガーを加える。ビネガーが半分になるまで火にかける。
  • Aにトマトペーストを入れ、ビネガーの10倍程度の水を加えて、にんにくがやわらかくなるまで30〜40分ほど煮る。
  • Bをにんにくもすべてジューサーにかけたら、鍋に@の豚バラ肉と一緒に入れて煮込む。
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Cardle

このコンテンツは、山形県庄内の魅力を旅する地域文化情報誌「Cradle(クレードル)」2024年3月号に掲載された、「米の娘セレクション 美食漫遊レストラン」の記事を紹介しています。掲載している情報、および掲載誌に関しては、下記の発行元のウェブサイトよりお問い合わせください。

株式会社出羽庄内地域デザイン Cradle編集部

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